三国時代とは高句麗、百済、新羅の三国が朝鮮半島の制覇を目指して争っていた時代です。
高句麗は紀元前37年に朱豪が建国した国で三国の中では最も強大な国でした。
百済は紀元前18年に召西奴(ソソノ)と高句麗を去った息子の溫祚(オンジョ)が建国した国です。
最も国家形成が遅れたのは新羅で、智證王のときの503年に新羅の国号を正式に採用、国家制度を整えていきました。
そして、562年、新羅が伽耶諸国最後の大伽耶を統合すると、高句麗、百済、新羅の三国時代を迎えています。
三国時代は新羅の金春秋(武烈王)による巧みな外交政策で660年に百済を滅亡させ、金春秋(武烈王)の意志を継いだ文武王が668年に高句麗を滅ぼしました。
そして、新羅の連合国であった唐を朝鮮半島から排除すると、新羅が三国統一の偉業を達せいして三国時代の覇者となっています。
1897年、大韓帝国と改称していますが、本サイトでは朝鮮王朝の延長として同一カテゴリーにまとめています。
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