善徳女王で宝良(ポリャン)役を演じたパク・ウンビンですが、実は、相手役のユ・スンホとは何度も共演した関係でした。
ユ・スンホとの驚きの関係
パク・ウンビンとユ・スンホは「善徳女王」の2年前にも共演していました。
2009年に放映された「太王四神記」です。
太王四神記での共演
太王四神記は冬ソナのペ・ヨンジュンが主演した歴史ファンタジードラマです。
「シンイ−信義−」を演出した巨匠キム・ジョンハク監督が演出しています。
「太王四神記」で、パク・ウンビンは火の神女カジンの生まれ変わりのキハを、ユ・スンホは高句麗の第19代国王タムドクの少年時代を演じました。
この2年後に、再び、善徳女王で二人は共演したのです。
幼少期にモデルとして共演
でも、更に驚くことがありました。
それは、二人がまで小さい頃に子供服のモデルで共演していたのです。
それが次の写真
<パク・ウンビンとユ・スンホ>
二人とも可愛いですね。
こんな小さい頃に出会った二人がドラマで何回も共演するとは驚きです。
二人の初のキスシーン
二人は善徳女王後に再び共演して話題となりました。
それが、2012年に放映された現代劇「プロポーズ大作戦 ~Mission to love」です。
ここで、パク・ウンビンとユ・スンは初のキスシーンに挑戦しましたが、少し恥じらいながらのキスシーンが紹介されて大いに話題になりました。
【PR】スポンサーリンク善徳女王に出演したころのパク・ウンビン
善徳女王が最初に韓国で放映されたのは2009年の5月です。
善徳女王に出演したとき、パク・ウンビンは18歳でした。
1998年には子役としてドラマデビューしていますから、既に11年目、ベテラン女優と言っても過言ではありません。
従って、子役時代には数多くの時代劇に出演しています。
商道(2001年、イプン役)
王の女(2003年、ソ・ソンイ役)
武人時代(2003年、李義方の娘役)
太王四神記(2007年、ソ・ギハ役)
子役時代のドラマついては
>>パク・ウンビンは子役から時代劇で活躍するベテラン女優で詳しくご紹介しています。
善徳女王での演技が認められたパク・ウンビンは積極的に時代劇に出演しています。
善徳女王(2009年、宝良役)
千秋太后(2009年、ファンボ・ソル役)
階伯(2011年、モク・ウンゴ役)
ホジュン(2013年、イ・ダヒ役)
秘密の扉(2014年、恵慶宮役)
2014年以降暫く、時代劇への出演がありませんでしたが、久しぶりに、日本でも大ヒットした恋慕で王様役を演じました。
恋慕(2021年、イ・フィ役)
パク・ウンビンが演じた 宝良(ポリャン)とは?
パク・ウンビンが善徳女王で演じた可愛い少女は宝良(ポリャン)と言います。
宝良(ポリャン)は宝宗(ポジョン)の娘、美室(ミシル)の孫にあたります。
美室(ミシル)は絶世の美人で、ドラマ「善徳女王」が成功したのはコ・ヒョンジョンが演じる美室(ミシル)によるところが非常に大きいと言われています。
そんな美室(ミシル)の孫をパク・ウンビンが演じました。
<ドラマ善徳女王のポリャンの系図>
ポリャンの登場は物語の後半37話からです。
後の国王である天明公主(チョンミョンコンジュ)の息子の金春秋(キム・チュンチュ)と電撃的に結婚します。
ドラマと違った意外な事実
パク・ウンビンが演じた宝良(ポリャン)は実在した人物ですが、実は金春秋(キム・チュンチュ)とは結婚していません。
確かに、宝良(ポリャン)は宝宗(ポジョン)の実在した娘です。
しかし、金春秋(キム・チュンチュ)が結婚したのは宝良(ポリャン)ではなく、妹の宝羅(ポラ)の方でした。
なぜ、こんな間違いが起こったのか?
善徳女王は「花郎世紀」という歴史史料をベースにしていますが、そこには金春秋(キム・チュンチュ)の妻は宝良(ポリャン)と記録されています。
しかし、宝良(ポリャン)は武将の金良図(キム・ヤンド)に嫁いだ記録もあり、「花郎世紀」の記述は矛盾していました。
近年になって歴史研究家が調査した結果、「花郎世紀」の矛盾は筆写するときに起きたミスではないかと考えられています。
善徳女王でパク・ウンビンが演じた宝良(ポリャン)は史実では宝羅(ポラ)だったということです。
<史実における宝羅と宝良>
宝羅(ポラ)は金春秋(キム・チュンチュ)との間に長女の古陀炤(コタソ)を生みますが、長男を生むと亡くなっています。
まとめ
パク・ウンビンとユ・スンホは、ドラマ「善徳女王」だけでなく、多くの作品で共演していますが、二人は幼少期に子供服のモデルとしても共演していたというから更に驚きです。
また、パク・ウンビンのキャリアは長く、彼女の演技は多くの時代劇で高く評価されてきました。
最近では、「恋慕」や「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」が日本でも大ヒット、日本での知名度も上がっています。
今後の彼女の活躍に注目です。