「恋慕」、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」と連続でヒットを飛ばし、今や日本でも大人気女優のパク・ウンビン!
実は子役から活躍するベテラン女優です。
この記事では、パク・ウンビンの子役時代の時代劇を演技派女優に成長する過程に沿ってご紹介していきます。
パク・ウンビンの子役時代のおすすめの時代劇ドラマ
パク・ウンビンが子役として、初めて出演した時代劇ドラマは「明成皇后」でした。
時代劇ファンなら誰もが知っている善徳女王にも出演していきます。
<子役時代の時代劇ドラマ>
制作年 | タイトル | 年齢 | 配役 | 視聴率 |
2001 | 明成皇后 | 10 | 幼少時代の 純明孝皇后 |
- 31.6% |
2001 | 商道 | 10 | 幼少時代の イプン |
23.8% |
2003 | 王の女 | 12 | 幼少時代の ソ・ソンイ |
7% |
2003 | 武人時代 | 12 | 幼少時代の ダルレ |
ー |
2007 | 太王四神記 | 16 | 少女時代の ソ・ギハ |
27.9% |
2009 | 善徳女王 | 18 | 少女時代の ポリャン |
33.6% |
2009 | 千秋太后 | 18 | 少女時代の ファンボ・ソル |
16.3% |
2011 | 階伯 | 20 | 少女時代の ウンゴ |
12.2% |
視聴率の平均視聴率です。年齢は韓国式の数え方です。
それでは、
パク・ウンビンが子役時代に出演したおすすめの時代劇を彼女の成長に沿ってご紹介していきます。
明成皇后(時代劇に初出演)
物語の概要
第26代王・高宗に嫁いで朝鮮王朝最後の王妃「明成皇后」の激動の生涯を描いた作品です。
パク・ウンビンの役
パク・ウンビンが子役として初めて出演した時代劇です。
閔台鎬(ミン・テホ)の娘で、純宗の王妃となる純明孝皇后の子供時代を演じました。
パク・ウンビンは当時、まだ10歳でした。
<純明孝皇后の子供時代>
パク・ウンビンの見どころ
パク・ウンビンは58話に、純宗の揀択(お妃さま選び)のため宮殿に入る寡黙な11歳の少女として登場しています。
ほとんど、セリフらしいセリフはなく表情で内面の葛藤を表現する、10歳にしては非常に繊細な演技が求められた役柄でしたが、見事にこなして子役の存在感を発揮しました。
特に、77話で父親に対してシリアスな口調でまとまったセリフを述べるシーンは、女優としての素質を覗かせた印象的なシーンとなりました。
幼い頃のパク・ウンビンの演技を見たいのであれば、この作品がおすすめです。
王の女(演技派への成長過程)
物語の概要
王の女は王位を巡る権力闘争と国王・光海君と宮廷女官・キム尚宮の美しくも悲しいラブストリーです。
パク・ウンビンの役
パク・ウンビンは王族の娘として生まれながらも苦悩や試練に直面するソンイの子役として出演しました。
第2話の最後から第18話まで各話数分ですが、子役にしては長期間に渡り登場したドラマです。
<王の女のソンイ>
パク・ウンビンの見どころ
見どころとしては、その後長い付き合いになるハンミンを逃がす第3話、遊女になる運命を受け入れる第5話、臨海君の人相を見る第13話です。
いずれも、複雑な心情を巧みに表現しようと台詞の間合いでも繊細な表情を見せるパク・ウンビンの演技が見どころです。
まだまだ、ぎこちない演技ですが、子供ながらに工夫して演じている姿は視聴者に強い印象を与えました。
こうした幼い頃からの努力の積み重ねが現在をパク・ウンビンを生み出したと考えます。
このドラマはパク・ウンビンの成長過程を知るには見逃せないドラマです。
太王四神記(真価を見せ始める)
物語の概要
物語はタムドク(ペ・ヨンジュン)が困難を乗り越えて、高句麗の第19代王になる物語です。
パク・ウンビンの役
パク・ウンビンは火の神女カジンの生まれ変わりの強い精神力と意志を持ったソ・ギハ役を演じました。
このとき、パク・ウンビンは16歳です。
<太王四神記のソ・ギハ>
パク・ウンビンの見どころ
パク・ウンビンは非常に多様で、感情的な起伏の激しいソ・ギハを演じる必要がありました。
彼女は見事にこの期待に応え、ソ・ギハを強い意志を持った少女として高い演技力で演じ、視聴者を魅了しています。
演技派パク・ウンビンがその演技力の真価を発揮し始めた作品です。
太王四神記には、パク・ウンビン以外にも、後に俳優として注目を集めるユ・スンホ、シム・ウンギョンが子役として出演しています。
善徳女王(演技の幅を広げる)
物語の概要
朝鮮半島で初の女性の国王となった新羅第27代王・善徳女王の生涯を描いた物語です。
パク・ウンビンの役
パク・ウンビンは女傑ミシルの孫のポリャン役でした。
<善徳女王のポリャン>
パク・ウンビンの見どころ
17歳の初々しさが残るパク・ウンビンの作品で、ポリャンの登場は後半の37話からです。
パク・ウンビンは自分の祖母・ミシルを敵視するチュンチュと愛し合うという難しい立場の少女を演じる必要がありました。
彼女は微妙な表情の変化や、感情を抑えた演技で若手ながらも表現力の高さを示しています。
この演技は他の作品で見られる温かみや純粋さとは対照的で、彼女の演技の幅が一段と広がった作品となりました。
千秋太后(実力を示す初期の代表作)
物語の概要
鎧を着て馬で戦場を駆け巡るジャンヌダルクのような女性の千秋太后(チョンチュテフ)の半生を描いたドラマです。
パク・ウンビンの役
千秋太后は善徳女王と同じ、パク・ウンビンが17歳のときに出演したドラマです。
パク・ウンビンは主人公の千秋太后の妹であるファンボ・ソル(後の献貞王后)の少女時代を演じました。
<千秋太后のファンボ・ソル>
彼女はこの作品で、2009年度KBS演技大賞の青少年演技賞(女性部門)を受賞しています。
パク・ウンビンの見どころ
演技賞の受賞が証明するように、「千秋太后」は彼女が早くから実力派と評されるきっかけとなった初期の代表作です。
パクウンビンが演じたファンボ・ソルはお転婆な姉の千秋太后とは対照的に、穏やかで柔和な性格の持ち主です。
彼女は控えめな演技の中で、内面に葛藤を抱えた多面的な役柄を深みを持って演じた点が高く評価され、視聴者に深い印象を与えました。
この作品では、彼女がその後のキャリアで多様な役柄をこなす基盤となる表現力の原点を見ることができます。
【PR】スポンサーリンク
子役時代の時代劇(番外編)
ランキングには入りませんでしたが、その他の子役時代の注目の時代劇をご紹介します。
・武人時代
・階伯
商道には、芸人一座サダンペの女芸人イプンの幼少時代としてセリフもないチョイ役で出演しています。
第1話の9:45頃から17:00頃の間の短い時間です。お見逃しなく。
<商道のイプン>
武人時代に12歳で出演したパク・ウンビンは、情熱的で純粋な少女、イ・ウィバンの娘ダルレを演じました。
<イ・ウィバンの娘ダルレ>
階伯のパク・ウンビンはウンゴを感情を内に秘めながら、非常に強い意志と冷静さで、ほとんど笑顔を見せない気の強い女性として表現しました。
これまでとは、少し違った役どころで、第7話まで登場しています。
<階伯のウンゴ>
【PR】スポンサーリンク
パク・ウンビンの子役時代の貴重な映像
パク・ウンビンの子役時代の貴重な映像がYoutubeで公開されています。
素のパク・ウンビンが見られる貴重な映像をお楽しみください>>パク・ウンビンの子役時代の映像
動画は、当時17歳のまだ幼いパク・ウンビンが撮影の合間に勉強に励む姿や千秋太后に出演したときのドラマ撮影の現場も見られる貴重な映像です。
パク・ウンビンが尊敬するお母さんも登場しています。
真摯な姿勢に共演者やスタッフから絶賛の声
パク・ウンビンは共演者やスタッフからも非常に高い評価を受け、プロフェッショナリズム、柔軟な演技力、そして役作りへの情熱が特に称賛されています。
彼女は子供の頃から、役に対する準備が非常に丁寧で、撮影前にキャラクターの背景や心理を深く理解してから撮影に臨みました。
最近では、ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で、自閉症を持つ弁護士という難しい役柄をリアルに表現するために、関連資料を読み込むだけでなく、専門家にヒアリングをしたことを語っています。
この努力が観る人の感動を呼び、ドラマが大きな成功を収めたことはご存知のとおりです。
また、「無人島の無人島のディーバ」では、歌手志望のソ・モクハを演じるために、なんと6ヶ月間に渡り、一日3時間の歌のレッスンを43回も受けたといいます。
彼女の真摯な姿勢とそれによって生み出される高い演技力は周囲から「信頼できる女優」として認知されています。
まとめ
パク・ウンビンの現在の成功は、幼い頃からの真摯な努力と役に取り組む情熱の積み重ねの結果です。
彼女が子役時代に出演したドラマの経験は、日本でも人気の「恋慕」や「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」につながる確かな土台となりました。
成長を続ける女優パク・ウンビンがどのような新たな魅力を見せてくれるのか、今後の活躍に目が離せません。
パク・ウンビンの成人してからの時代劇はこちら
>>パク・ウンビンのおすすめ時代劇ランキング【成人編】