ヤン・ミギョンの現在【女優から大学教授まで多彩な活動】

チャングムの誓いでハン尚宮を演じて韓国を代表する女優の地位を確立したヤン・ミギョンです。

この記事では、大学教授、ボランティア、芸術監督など多才な才能で挑戦し続けるヤン・ミギョンの最新情報をご紹介します。

ヤン・ミギョンの最新ドラマ出演情報（2024年）

ヤン・ミギョンは2024年10月、KBSドラマ「結婚しよう、メンコンア！」で「国家代表ワイフ」以来、３年ぶりの復帰を果たしました。

離婚や再婚、卒婚を描く家族劇で、主人公の母カン・ミョンジャ役を熱演しました。
夫役チェ・ジェソンとは同期の縁があり、撮影中に強く叩いたことで顔が腫れ、思わず謝罪する一幕もあったといいます。

＜カン・ミョンジャ役のヤン・ミギョン＞

大学教授としての活動と教育実績

2021年のドラマ出演以来、しばらくは仁徳大学で教授としての仕事に専念、若い俳優の育成に力を入れていました。

その結果、2022年12月に開催された「第23回ワールド2人芝居フェスティバル」では、ヤン・ミギョンの教え子が最優秀演技賞を受賞しています。

芸術監督としての挑戦と社会貢献

2023年にはミュージカル「愛は美しい」で芸術監督を務め注目を集めました。本作品は、少子化や高齢化が進む韓国社会で深刻化する中絶や家族解体といった問題を描きながら、生命の尊さや家族愛の大切さを伝える作品です。

こうして、彼女は女優としての経験を芸能文化を通して韓国社会に還元しています。

ボランティア活動や広報大使の活動が演技に及ぼす影響

ヤン・ミギョンはボランティア活動や広報大使の経験を演技に大きく生かしてきました。

最新作「結婚しよう、メンコンア！」のインタビューで彼女は、メソッド演技に悩んでいた時期にカン・ミョンジャ役と出会い、実生活の経験を役作りに生かすヒントを得られたと語っています。

自殺防止キャンペーンで培った知識は、生きる意欲を失った夫に向き合う妻の役に反映され、特に夫に不満をぶつける場面では彼女の真骨頂が際立ち、観る者の心に強く残りました。

ヤン・ミギョンはどんな人？

ヤン・ミギョンは子供の頃、内気で無口な性格。成績も平均的でしたが、国語が好きで教師を夢見ていました。

実は、ヤン・ミギョンは大学卒業後、秘書として働いていましたが、劇団のワークショップ参加をきっかけに女優といいます。

夫とは撮影現場で出会い結婚。息子と3人暮らしで、夫を「純粋で正直」と評しています。

まとめ

ヤン・ミギョンは女優として華やかなキャリアを築く一方、大学で教壇に立ちながら、広報大使や臓器移植・自殺防止といったボランティア活動にも取り組むなど、幅広い分野で活躍しています。

さらに、エッセイや宮廷料理本を出版するなど、その活動は驚くほど多彩です。こうした経験は彼女の演技に深みと説得力を与え、女優としての魅力を一層高めています。

今後の新たな挑戦にも期待が寄せられます。