スベクヒャンのチンム公は架空の人物です。
では、
モデルとなった人物はいたのでしょうか?
チンム公の周囲にいた実在の人物と合わせて詳しくご紹介します。
チンム公は架空の人物
チンム公は架空の人物ですが、モデルになった人物はいたのでしょうか。
「帝王の娘 スベクヒャン」では、チンム公の実の父は武寧王でした。
チンム公は、小さい頃に東城王の息子・ミョンノン(聖王)と入れ替えられた設定になっています。
しかし、史実では武寧王の実の息子はミョンノン(聖王)です。
では、東城王に息子はいたのでしょうか。
東城王の系図には諸説ありますが、
少なくてもチンム公に相当する息子の存在はみあたりません。
東城王には、唯一、娘の宝果公主が記録されているのみです。
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史実の東城王と武寧王
ドラマでチンム公の実父であった武寧王と東城王の関係は諸説あります。
三国史記では、武寧王は東城王の息子であり、聖王は孫になります。
<三国史記の武寧王と東城王の系図>
しかし、日本書紀では、東城王と武寧王は異母兄弟と記録されています。
<日本書紀の武寧王と東城王の系図>
ドラマ「スベクヒャン」は、日本書紀の記載内容を採用しています。
ここに、架空の人物であるスベクヒャンとチンム公、ソルヒなどを絡ませて物語を作りあげています。
詳しくは>>帝王の娘スベクヒャンの実話とは【武寧王の娘は実在したのか?】をご覧ください。
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チンム公役のチョン・テス
ドラマでチンム公を演じた役者はチョン・テスです。
チョン・テスは日本でも人気の「奇皇后」や「ファンジニ」で知られるハ・ジウォンの実弟です。
残念ながら、
2018年に35歳で他界しています。
「帝王の娘スベクヒャン」は彼の遺作でした。
チョン・テスは人気女優ハ・ジウォンの影で、役者として悩んでいた形跡が「スベクヒャン」の役の中に見られます。
今ひとつ評価の上がらないチンム公は、物語の途中で奇皇后のタルタルのような髪型に変えています。
しかし、終盤には元に戻すなど演技に対しての迷いが見られるような気がします。
チョン・テスのプロフィール
没年:2018年1月21日
最終学歴:西原大学彫刻学科卒業
兄弟姉妹:4人(姉:ハ・ジウォン)
チョン・テスが登場したドラマ
チョン・テスは2010年に出演したドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」のハ・インス役で注目を集めました。
しかし、2011年2月1日に「まるごとマイ・ラブ」の出演中に飲酒暴行事故を起こして、番組から降板する事件を起こしています。
そして、2013年の「帝王の娘 スベクヒャン」が遺作となりました。
愛するのにいい日(2007年)
キッドギャング(2007年)
王と私(2007年)
トキメキ成均館スキャンダル(2010年)
まるごとマイ・ラブ(2010年)
大丈夫、パパの娘だから(2010年)
来た来た、マジで来た(2011年)
隠婚日記(2012年)
お前がビックリする話を聞かせてやる(2012年)
花たちの戦い-宮廷残酷史(2013年)
帝王の娘 スベクヒャン(2013年)
まとめ
ドラマ「帝王の娘 スベクヒャン」に登場するチンム公は架空の人物でした。
スベクヒャンも当初は「実在の人物」として、日本のテレビの番組サイトで紹介されていました。
しかし、今ではスベクヒャンも架空の人物とされています。